Reraの独り言

独り言

1人じゃないの?

3時半ごろ「どうですか?」と聞き慣れた声。

 

彼が来てくれた。

 

「運が悪かったね、膵炎になるなんて。」

 

私は苦笑する。

 

鼻から管を通して胆汁を溜めておく袋を見て、

 

「綺麗な色をしているから大丈夫だよ。」と彼。

 

薬のこととかいろいろ話をした後、

 

「頑張って!また来るから。」

 

「また。」と手を振る私。

 

たぶん隣に居たのは研修医。

 

1人で来てくれたら良かったのに…