Reraの独り言

独り言

実らぬ恋

知り合った頃は独身だと聞いていたので想いが通じなくてもただ会えるだけで嬉しかった。

それだけで満足だった。  

 

2年前、ある出来事で彼を今まで以上に意識するようになった。 

彼にとってはとっさの行動とはいえ、私はその瞬間から今までの淡い恋心から何かが変わった。

 

それから半年後、話の流れから彼が結婚した事を知った。

それもちょっとした家庭の愚痴を聞かされて。

私は動揺してることを悟られないように必死に平常心を保った。

 

いつ結婚したの?

 

日頃あまり身なりを構わない彼が急に髪型を変えた。

直感でその頃、結婚したんだと思った。

 

それからちょくちょく家庭の愚痴をこぼす様になった。

そんな話、耳を塞ぎたいぐらい聞きたくなかった。

その反面、まだ新婚のはずなのに何でこんなに愚痴ばかりでるの?と言う疑問も湧いた。

一緒に住まないと分からない事もあるのだろう。

彼は我慢ばかり強いられいるのだろうか?

そういう女性だと分からなかったの?

少し想いやりが足りないよう。

彼からの一方的な意見を聞いて感じたこと。

 

あれからもうすぐ2年。

私の彼に対する気持ちは変わらないけれど、いつも冷静な部分は忘れないようにしている。